クリスマスリーグ初開催!南国・沖縄に国内外から女子選手たちが集結!午前&午後練習「すごく女子野球っぽくていい」充実の初日を過ごす
2025年12月17日、「国際女子野球クリスマスリーグ2025」の初日の全体練習が沖縄県の嘉手納球場で行われ、全国各地と海外から集まった47名が参加した。
今年初の試みとなる「クリスマスリーグ」は、チームではなく個人による申し込みで参加可能。記念すべき第1回大会には、日本でプレーする中学生から高校生、大学生、社会人の選手たちに加えて、アメリカ、オーストラリア、韓国、香港、イランの海外選手たちが参加(一部選手は2日目以降に合流)する予定となっている。

参加者は6つのチーム(1チーム12人予定)に分け、チームAは中島梨紗(ZENKO BEAMS監督、侍ジャパン女子代表監督)、チームBはビアンカ・スミス(元レッドソックスコーチ、英国代表コーチ)、チームCは金由起子(元侍ジャパン女子代表、栗山高校監督)、チームDは佐藤千尋(元女子プロ野球選手、駒大苫小牧高校監督)、チームEは六角彩子(侍ジャパン女子代表、ベースボール5日本代表)、チームFは橘田恵(元侍ジャパン女子代表監督、履正社高校監督)と錚々たる面々が監督を務める。


初日の練習は午前10時から、気温22度と南国らしい暖かさ以上の暑さの中で開始した。今年5月に開場したばかりの嘉手納球場は、中堅122m、両翼100mで、全面人工芝に照明完備。大会を主催する全日本女子野球連盟の山田博子会長は「普段とは異なる環境の中で新しい自分を発見して、沖縄の空気、文化を感じながら楽しんでください。エンジョイベースボール!」と挨拶。そして選手たちはビアンカコーチの先導によるウォーミングアップで体を温めた後、キャッチボール、ノックで汗を流した。
その練習の合間に、初対面の選手同士が積極的にコミュニケーションを取ると、午前練習終了後には球場スタンドで各チームごとに固まっての“食事会”でさらに親交を深めた。






昼食を終えた選手たちは、再びグラウンドへ。「午前中で終わっていいかなとも思っていたけど、選手たちは昼からも自分たちからグランドに出て、すごく楽しそうに練習していましたね。彼女たちの“野球が好き”という思いがすごく伝わってきた」と橘田チームF監督。食事を共にしてさらに仲良くなった選手たちは、午後も守備練習、ピッチング練習などで汗を流し、笑顔を交えながら明日からの試合へ向けて準備を整えた。
オーストラリアから参加した中塩理沙は「いい感じで練習ができました。新しい仲間と一緒に練習できて、この球場で明日から試合ができるのがとても楽しみ。レベルの高い日本の野球を肌で感じて、自分のレベルアップに繋げたい。まずは試合でチームの役に立ちたい」と笑み。イランから参加したピッチャーのサバも「今日1日、すごい素敵な経験ができました。新しいボールを投げたり、新しい友達ができた。素晴らしいコーチたちもいて、球場も素晴らしい。全てが新しい経験です。とにかくこのイベントを楽しみたい」と充実した1日を過ごしたようだ。


そしてチーム全員で参加している履正社高校は、自主性を促す意味もあってホテル宿泊も”3食自炊”をしながらの参加。この日の昼食も各々がお弁当を作り、「大変です。この後も明日のご飯の買い物をしないといけない」とのことだが、表情は楽しげ。「暑いぐらいですけど、すごいいい環境です。みんなで仲良くなって、みんなで野球を楽しみたい」(宮脇彩果)と明日以降へも意欲満々だった。
一方、地元・沖縄からも参加した選手も多くおり、中学3年生の宮里世羅は「沖縄でこんな大会が開催されるって聞いてビックリしました。あんまり内地の人とは関わる機会がなかったんですけど、今日は楽しく練習できました。明日からも頑張りたい」と照れながらも明日からの試合に意気込みを見せた。

コーチ陣も初めての試みということに対しての不安も少なからずあったようだが、「みんなすごく野球が大好きで、フレンドリーで、すぐに仲良くなっていたのが嬉しいですね。国や言葉が違う選手と仲間になって、競技レベルも含めて“違い”を受け入れながらも調和していくところが、すごく女子野球っぽくていいなと思いますね」と佐藤チームB監督。橘田チームF監督も「失敗いてもいい。まずは楽しく。今日、初対面の選手も含めて混ざり合って楽しそうに練習しているのをみて“女子野球っていいな”っていうことを改めて感じました」と初日の練習を振り返った。
12月18日からは、A〜Fまでの6チームが1日1試合ずつ、計3試合を行う。2日目以降に合流・参加する海外選手たちも多く、新たな発見と絆を生みながら、全力プレーを見ることができそうだ。
